三芳町上富
2008年05月25日
建販 所沢営業所
建販 所沢営業所
住所 入間郡三芳町字上富309
TEL 0492-58-3453
FAX 0492-58-3579
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2008年03月09日
多福寺 上富周辺
三芳町上富の多福寺とその周辺
元禄九年(1696)、川越城主柳沢保明(後の吉保)によって武蔵野台地に開発されたのが三富(さんとめ)新田である。
これより先、元禄七年に、将軍綱吉の信任厚い柳沢保明は七万二〇三〇石を領し川越城主となっているが、三富新田の開発はこの年に着手されている。
この新田開発は年貢の増徴を目的にしたもので、「三富」の言葉は論語よりとったものといわれ、保明の文治的な施策を体現したものである。
三富新田は川越城の南三里ほどの地にあり、上富(かみとめ)(現、三芳町)・中富(なかとめ)・下富(しもとめ)(現、所沢市)に分かれている。
一戸当たりの区画は、間口四〇間、奥行三七五間の短冊形で、道路に面して屋敷、その奥に畑地、最奥部に雑木林を配し、整然と地割りされたものであった。
入村戸数は上富村一四三軒、中富村四八軒、下富村五〇軒の二四一軒であったが、生産性の低い畑地のみのためか、開村当初からかなりの増減がみられる。
それにしても、一戸当たり五町歩の区画に肥料や燃料を確保させるため雑木林を残した点など、台地開発の特徴が示されている。
新田の開発は、主として家臣の曽禰権太夫らによって行われ、入植者は武蔵野台地周辺の農民であった。新田開発着手後、柳沢保明は村民の信仰のよりどころとするため、多福寺と毘沙門社の建立を計画している。両寺社は元禄九年に落成しているが、多福寺は一二万坪の敷地で三富山と号している。
「図説埼玉県の歴史」 小野文雄/責任編集 河出書房新社 1992年より



